最終更新日時:2022-01-14 (金) 17:15:26

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???
「おお、いいぞ、いいぞ~私のアダムよ、早く大きくなるんだぞ!」
「お前は全人類の希望なのだ……」
後方隊員
「フランケン博士」
フランケン博士
「ん?どうした?」
後方隊員
「王室データセンターの代表が来ました」
???
「ごきげんよう、フランケン博士。私はA級駆逐艦アケロン。王室データセンターを代表してあなたの研究成果を検証しに来ました」
フランケン博士
「チッ……」
「データセンターがわざわざ私に何の用だ?」
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フランケン博士
「私がドール嫌いなことを知りながら、ドールをよこしてくるとは……」
アケロン
「理解できない語句を検知」
「フランケン博士、「嫌い」とは何でしょうか?」
フランケン博士
「…………」
「フン……だからお前たちドールは嫌いなのだ……」
「「嫌い」というのは……」
アケロン
「ネット検索により、「嫌い」という単語の説明文字列がヒットしました」
「「嫌い」とはある人物、あるいは物事に対して生まれる抑制できない抵抗感情」
「通常発生の原因は:」
「1.未知、制御できない物事に対する恐怖から生まれる事故保護のメカニズム」
「2,世界観価値観人生観が合わないことから来る違和感」
「3,自分の能力不足に対する怒り」
「これで合っていますか?フランケン博士」
フランケン博士
「お前……」
アケロン
「あっ……新しい説明文字列がヒットしました」
「口では「嫌い」と言いながら、心の中では「好き」という場合もある……」
「ふむ……人間の感情とは実にわかりにくいものですね」
フランケン博士
「……」
アケロン
「あっ、すると、あなたは私が「好き」なのですか?フランケン博士?」
フランケン博士
「……」
「だからお前たちドールは嫌いなのだ!!」
「早くデータを集めて、私の研究所から出て行ってくれ!」
アケロン
「はい」
アケロンはフランケン博士とともに巨大な培養プールにやってきた。
アケロン
「あなたが提出した研究課題「活性液体黒泥と戦艦の有機融合」に基づいて、今からデータサンプルを採集します」
フランケン博士は冷たくフンと言うと、操作盤のボタンを押した。
培養プールの壁のフェンスが開き、縮小版の戦艦がゆっくりとプールに入った。
フランケン博士
「これが私のアダムだ」
「目を開いてよく見るがいい」
薔薇の機械兵が培養プールに投入された。
フランケン博士
「アダム、いとしの我が子よ。早くその機械の虫けらを片づけてしまえ」
「アダム」と呼ばれる戦艦は意識を持った生物のように、ゆっくりと機械兵に近づき、周りを何周か回った。
突然、アダムの船主が真ん中から割れ、巨大な口を開けた魚類のように、甲板の下にのこぎりのような鋼の刃をむき出しにした!
機械兵の頭を一口でかみちぎると、ひたすら切り裂き、ねじ曲げた。機械兵はすぐに八つ裂きにされ、部品がゆっくりとプールの底に沈んだ。
フランケン博士
「どうだ、私のアダムはすごいだろう?」
「お前たち素行不良のドールよりもよほど言うことを聞く」
手にしたメーターを見ながら、アケロンは珍しく眉間にシワを寄せた。
アケロン
「フランケン博士」
「あなたが提出した論文の中で、この種の新型有機戦艦をドール部隊と入れ替えることを提言しました」
「でもアケロンが思うに、機械兵を相手にしても何の参考にもなりません」
「機械兵はドールと違って、戦闘中はただの補助的な役割しかありません」
フランケン博士
「フン……ではいったいどうするのだ?」
「アダムの相手になるつもりか」
アケロン
「はい」
フランケン博士
「ダメだ!絶対にダメだ!」
「お前は普通のドールとは違う。これでは不公平だ」
アケロン
「では、私の火力を下げましょう。できるだけ普通のドール並みに」
フランケン博士
「私はそうは思わない……」
アケロン
「フランケン博士、今の状況を説明しなければなりません」
「あなたの課題が最初に提出されてから今までに、7年15時間52分09秒たっています」
「この間、貴方は合計2100万もの研究経費を獲得しました。さらに研究助手数名と専用の研究所も」
「しかし今のあなたの妨害のせいで、アケロンはデータや具体的な数値からあなたの研究成果を検証できません。ほとんどない成果を自主的に判定し、欠課を議会に提出して審査してもらうしかありません」
「こうした状況で、あなたが研究経費と7年15時間52分34秒分の利息を返還できない場合は、公金横領の罪に問われます」
「薔薇帝国の現行法に基づくと、公金横領の量刑は最高で……」
フランケン博士
「もういい!黙れ!」
「……」
「……自分のやり方でデータを採集するがいい」
アケロン
「了解」

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