最終更新日時:2021-11-14 (日) 23:32:40

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プリンツ・オイゲン
「ふふっ。昔みたいにね」
アドミラル・ヒッパー
「功績にはやるお前を止められる指揮官など、どこにもいないだろうな」
プリンツ・オイゲン
「あたしのこと、単細胞だと思ってるんでしょ」
アドミラル・ヒッパー
「……私はただ、お前について最悪の事態を想定することに慣れているだけだ」
プリンツ・オイゲン
「あたしは勲章のためだけに戦ってるんじゃない」
アドミラル・ヒッパー
「じゃあ何のためだ?」
プリンツ・オイゲン
「それは分からない。細かいことは考えたこともないし」
「最悪の事態はもう発生した和。いまさら自分が何を欲しがっているのか分かっても、もう手に入らない」
「この間リュッツオウに、こう言ったばかりよ。彼女がもっと練習して、出征できるようになれば、すぐに大活躍できるよって」
「あたしの妹なんだから、あたしほどじゃなくても、陛下にも褒められるかもしれないよねって」
「はぁ。一人で留守番する妹を元気づけたかっただけだけど……余計に悲しくなっちゃった」
アドミラル・ヒッパー
「言いたいことはわかる」
「年老いた人間たちを見るたびに思ってた。陛下が皇位に就く前、あの人たちはどんな風に生きていたんだろうって」
「きっと、北極星を見失った航海者みたいだったんじゃないかな」
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ルッケンス
「敵の情報が明らかになった。警告信号を発している巡回隊はジャヴェリン、駆逐艦型ドールだ」
プリンツ・オイゲン
「J級駆逐艦ね。前にも会ったことがあるかも?ついてないね、あたしの機嫌がこんなに悪いときに当たるなんて」
ルッケンス
「ちなみに、無線通信はチャットルームではない。規定に従い、敵に接触するまでは沈黙を続けること」
プリンツ・オイゲン
「おしゃべりじゃないもん。これがあたしたちのコミュニケーション方法なんだよ」
アドミラル・ヒッパー
「……オイゲン」
「指揮官が言いたいのは…この会話を聞いているものがいるということだ」
プリンツ・オイゲン
「……こんな重要な時に、内務部はまだ言論秩序を維持してるっていうの?」
ルッケンス
「深刻な事態だからこそ、言論に気をつけなければならないんだ」
プリンツ・オイゲン
「はいはい、わかったわよ」
「お望みどおり黙ってるわ。砲弾で話せばいいもの。もう待ちきれない」
ルッケンス
「いいだろう。闘志こそ……現在の我々に必要なものだ」

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